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スタンスミス [靴]

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30年振りです。スニーカーを買うのって。いや、まじで。

あまりに久しぶりなんで昔のことをちょっと振り返ってみます。こんな僕でも学生時代は多少なりともスニーカーを持ってたのです。

コンバースは「オールスターのハイカット黒」。これは良かった。でも残念ながらどうよかったかの記憶が全くないため詳細は不明。でも「良かった!」の強烈な記憶あり。だめだ思い出せん。次はおなじみ「ジャックパーセルのネイビー」。これは普通って感じ。友人のひとりが「歩くと裏のマークのところが土踏まずに感じられて気持ちいいんだよね」という言葉に誘われて購入。でも大したことなかった。

アディダスは「カントリー」。これは友人に勧められて購入。革が薄くて柔らかい印象。でもそれだけ。あまり僕のワードローブとは合わなかったような気がします。これはあまり履かずに友人にあげたはず。

トップサイダーの「キャンバスデッキ」。僕のメインスニーカーでした。その後(1984年頃)韓国製となりシェイプが「ボヨヨーン」となってしまう前の米国製の「シュッ」としたスタイルは最高。近年入手できるのはボヨヨーンラストなので全然別物です。

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そして最後に買ったのが次の2足。ひとつは「トレトンのナイライト」。ブルーのやつ。ビリージョエルが履いてたこともあって買ったけど、うーん、履き心地はイマイチ。そして「K-SWISSのオールホワイト」。テニス用に購入したけど、これはなんか革が硬くてよい印象は残ってません。

そして今回買いなおしたけど 「スタンスミスのグリーン」も持ってました。でも面白いことに全く記憶がないんですね。どこで買ったのかも、その後どうしたのかも。 だからこそ買いなおしたかった?かもしれない。

当初は普通のスタンスミスを買うつもりだったんですけど、いざお店にいってみるとガラス加工したものしかなくて、これはどーも苦手なんで、普通の素材のモノはないかと探した結果ラフシモンズ別注のモデルにたどり着いたわけです。実はロンハーマンで前に実物は見てましたけどお値段が張るので対象外でした。

でもネットで探すと昨年か一昨年のものかわかりませんけど、すごーくお買い得な価格で新品が出てたんで購入に及んだわけです。

たしかに普通のやつより革は良いしインソックスにアーチサポートもあるんで気に入ってますけど、これに5万円近い金額はちょっと払えませんね。

というわけで30年振りにスニーカーを履いてみたら「結構、履き心地いいじゃないの。なにより楽ちんだし」と相成ったわけで、正直もっと早く買えばよかった!なーんてことを、ちょっぴり思った次第です。

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初めての高級靴 [靴]

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たしか1981年だと思うんですけど、原宿ビームスの2階にインターナショナル・ギャラリーと銘打ったフロアができたんです。後年、ここで初めて、ロメオジリやらアニエスベーやらバグッタやらファーラー&ハーヴィの既製品やら、もろもろと遭遇するんですけど、このオープンしたばかりのときに、米国製ジョンストン&マーフィーのローファーが与えた衝撃は、それはそれは、たいへんなものでした。

とにかく高かった。お値段なんと49,000円!

今だって、「この靴おいくらですか?」「はい。49,000円になります」「えーっ!高っ!やーめたっ!」ということになりますよね。当時、僕が履いていたリーガルのローファーは9,800円でした。でも、これだって十分に高額で、高校生のときに親にねだって買ってもらって以来、大切に履いていたのです。

自分の履いているリーガルと比べると、なんか、「しゅっ」としてるんですよ。つまり、細身なんです。実は、これはライニングがないアンラインド・ローファーのため細いんですけど、そんなことを知る由もない当時の僕は、その細身なシェイプと、「てらてら」光るブックバインダー仕上げのアッパーに、すっかり、やられちゃったわけです。

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ところが、「見るだけね」と思っていたJ&Mのローファーが、なんと!夏のセールで半額になったんです。もちろん、有り金をはたき、足りない分は親からお金を借り、授業をさぼって原宿へ駆けつけ、これを入手したことは言うまでもありません。

履き口があまりに細いからビームスのスタッフには、「これ、無理ですよ。足が入りませんよ」と言ったところ「大丈夫、大丈夫。そのまま足を、すぽっ、と入れて」といわれ、文字通り「シュポッ」という音とともに僕の足は見事おさまったんですけど、まあ、その履き心地は驚きでした。現在の基準から考えても素晴らかったです。

同じアメリカ製でも、後年、入手するオールデンより、遥かにフィットし、当時、人気のあったコールハーンよりも、その革は圧倒的に柔らかく、ましてや、僕の履いていたリーガルとは、同じ種類の靴とは思えないほど別次元のモノでした。

その後、二度目の靴底張替を失敗されて、それが原因かは覚えてませんけど、なんとなく履かなくなってしまい、やがて処分しちゃいました。

画像の靴は、10年くらい前に、J&Mのことを思い出して購入したモノですけど、残念ながら、別物になってました。製造はメキシコに変わり、革質は悪く、あの真綿で締め付けるようなフィット感は跡形もなく、再びあの感激を味わうことは出来なかったのです。

ビームスで購入したJ&Mは、僕にとっての初めての高級靴で、この後、いろいろな靴を買い続けることになるんですけど、まあ、ローファーのフィッティングで、この靴に勝るモノはなかった、と、今でも思ってます。

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ALDEN by BEAMS [靴]

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前回の続きです。

ビームス別注アンラインド・ローファーって、実は僕が知る限り、今回は3回目のはずなんですね。

最初はオールデン日本上陸10周年記念(もしかして間違ってたらゴメンなさい)っていうふれこみで#8カラーがBEAMS, UA, SHIPSの各セレクトショップ限定で販売されてました。
でもこれって実はすごーく画期的なことで、当時、「アンラインドの仕様はブルックス以外には絶対につくらないからね!」とされてたから雑誌でもこの事件は大きくとりあげらたんです。

で、2回目が日本上陸15周年記念。今度は黒のローファーでした。 僕は1回目も2回目も買いませんでしたがのちになって、 「ああ、買っておけばよかった」と後悔しきり。 以来、「迷ったら買う」ことは僕にとっての鉄則となったわけです。

で、今回の3回目。これは時間がかかりました。2回目と3回目の間隔が空きすぎでしょビームスさん。

ラストはヴァンですけどラスティングするときに甲部分に一枚巻いていることもあって ブルックスよりも甲が高めで全然楽ちん。てなわけで、無事、買うことができたわけですけど、実はまだおろしてません。
別に靴ヲタクじゃありませんよ。なんか買ったことで満足しちゃったみたいです。 今のメインワードローブとちょっと合わないような気もするし。

理想的には、60年代のベルトレスのダクロン混紡スリムパンツ(チャコールで裾幅17.5センチくらいね)に白のフルカットのボタンダウンを合わせたい気分だけど、 想像すると「ただのクールビズのサラリーマン」みたいで、結局、「なんだかねえ。。。」となってしまうのです。

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ALDEN by UA [靴]

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ホントにボロボロの靴で恐縮です。

これ、ユナイテッドアローズが1989年に開業したときに買ったものなんです。 初めて買ったオールデンのコードバンローファー。しかもウイスキーコードバンとの2足同時買い。ブルックスやセレクトショツプの一番奥のコーナーで鎮座しているオールデンのコード バンローファーにあこがれて苦節8年、「ようやく買ってやったぜえ」、という達成感がすごかったことだけよく覚えてます。はい。

オールデンはカーフのタッセルをセールの時に半額で購入ずみだったけどコードバンは セールには出ないんですよ。
年に2回のセール。毎回狙ってましたけど出ませんでしたね。 青山のブルックスブラザーズでもレースアップのコードバンは4万円くらいでワゴン セールに出てましたけど(文字通りワゴンの中で、ごろんと数足ころがってたけど誰も買ってませんでした)、ローファーはついにセールにならず、いつか買ってやろうと、じくじくと、しつこくねらってました。

そんな中で、UA開業。
すでに社会に出て働いてましたから土曜か日曜にUAに行くわけですけど、これがいつ行ってもお客がいなくて「ガラーン」としてます。 1階はレディースだったので数人お客がいることも珍しくはなかったけど、2階のメンズは、ホント、お客がいなくてちょっと緊張するお店でした。たしか専門十貨店と称して高級品ばかりを自社ネームで販売してました。
ヒルデッチ&キーのシャツなんか38,000円。で、このオールデンのコードバン・ローファーはたしか68,000円でした。

面白いのは、この靴、実はヴァンラストではないのです。UAだからトムラスト?いえいえ、トムラストほど履きこみが深くありません。なんとも不思議なラストですが、履き心地は上々で、文字通り履きたおしました。でも、同時購入したウイスキーは薄い色調のためか、なかなか履く機会もなく10年ほど前にオークションで処分してしまい手もとにはありません。

そういえば、これを履いてシンガポールへ出張したときに、現地の社員から「おまえはマレーシア人か?」といわれたんです。なにしろ暑いし楽だから素足でこのローファーをひっかけて会議などしてたわけですけど、彼らによればマレーシア人は所得が低いので靴下が買えず素足で靴を履くとか。いくら当時でも、これはたちのわるい揶揄でしょうけど文化の違いは大きいですね。なにしろ80年代はじめに既にビームスのお店の人たちは素足でローファーを履いてましたし、とりわけ、のちにUAを立ち上げた栗野さんなどは、プレーントウを素足で履いてましたから。

さすがにボロボロになったんで買い替えしようとしばらく前から探したんですけど、いざ買うとなると見つからないもので、特に今回はアンラインド仕様が欲しかったこともあってブルックスブラザーズを狙ったものの、これも試着するのに数か月かかるという大人気ぶり。やれやれ。せっかく試着までこぎつけたものの、いざ履いてみたらショートノーズがなんとも今の気分じゃないし、なにより甲が低い!というわけでさっさとあきらめました。

あきらめていたところにビームスでアンラインドローファーが数足入荷するという情報をゲット。すかさず予約したことはいうまでもありません。

次回はこのビームス別注アンラインドローファーが登場です。

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